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同じ蓄電池の価格がこんなに違う!?失敗しないための蓄電池購入方法

皆さんこんにちは!

Qooでんちの (ハヤシ) です!

いきなりですが、皆さんはどうして蓄電池について調べ始めましたか。

「訪問販売の人が来て……」

「ハウスメーカーの人に勧められて……」

「家電量販店の催事で紹介されて……」

いろんなきっかけがありますよね!

そういった詳しい人たちから話を聞くと、

蓄電池が良い製品なのは伝わってくると思います。

ただ、それと同時にやはり

「良い値段するよなぁ……」

と思われたのではないでしょうか。

もらったカタログの定価を見るとやっぱり高い。

実際の相場をインターネットで調べても、具体的な値段はあまり書いていない。

結局どのくらいの金額が妥当なのかわからなくなるのではないでしょうか。

かといって高い買い物ですし、失敗は絶対にしたくないですよね。

実際、まだまだ相場が定まっていないのが、この太陽光・蓄電池という商品です。

タイトルにもありますが、会社によっては同じ商品でも値段が倍以上違うこともあります。

ではなぜそのようなことになるのでしょうか。

仕入れ価格?設置時期?

もちろんそれらもありますが一番影響があるのは、“販売形態”です。

本コラムでは蓄電池自体の価格というよりも、販売形態ごとでの特長や魅力を解説していきます。

Qooでんちはインターネットでの提案と、訪問提案の2種類を行っていますが、

別にそれ以外の販売形態がダメだとは思わないです。

お客様ごとで重要な点も異なると思うので、

ご自身にあった会社からご購入いただくためにもぜひご一読ください。

それではいってみましょー!!


この記事はおよそ10分で読めます。


目次

  1. インターネット販売店
  2. 相見積もりサイト
  3. 訪問販売
  4. 大手量販店
  5. ハウスメーカー・工務店
  6. 通販サイト ※特殊
  7. まとめ

インターネット販売店

インターネット販売店

評価グラフ

≪特徴≫

トップバッターはインターネット販売店です。
自社のホームページをもっており、その会社から蓄電池が購入できるものを指します。
似た会社で、直接購入はできないけれど、複数の販売店と比較してくれるものもあります。
そちらについては"次項の相見積もりサイト"をご覧ください。

さて、一番の特徴は何といっても"価格の安さ"です!
この後ご紹介する販売形態と比べて人件費の部分が最低限に抑えられるため、
比較的安価になりやすいのです。

また、インターネットという手軽さゆえに、競合他社との比較も行われやすく、
価格競争もそれなりに起きているのも安い理由の一つです。
お買い物をする上で、安いというのは本当に大事ですよね。

ただ、インターネット販売店の弱点もあります。
会社の形態によりますが、基本的に販売に特化しており、"工事自体は別の会社へ委託"というケースが多いです。
そのため、実際にお客様とお話する販売員は工事に立ち会うケースも少なく、
具体的な工事についてのお話は弱くなりがちです。

また、格安の秘訣として、工事内容をあらかじめ工事店と決めていて、
工事費用は固定で依頼している会社も多いです。
そのため、追加の工事を希望される方や、
見た目や配線などの"妥協は必要"と言えます。

工事については苦手ですが、反対にメーカーとのやり取りは他の販売形態よりも多く行っていることも多く、
最新機種の特徴など、そういった"蓄電池自体の知識は長けている"方が多いです。

正しい知識を共有してもらいながら、安価で蓄電池が設置できるというのは購入者にとっても嬉しいですよね!

相見積もりサイト

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≪特徴≫

次にご紹介するのは、相見積もりサイトです。
実際に販売しているわけではないので、本コラムとは少しずれるかもしれませんが、
お客様にとってもメリット、デメリットがあるのでここで紹介いたします!

まず、お客様にとって一番のメリットは、『いろんな会社と比較できる』ことです。
やはり、一社だけの提案だと、たとえどんな良い話でも少し不安ではないでしょうか。
かといっていろんな会社を自分で探すのもちょっと手間です。
やっぱり高い買い物だからこそ、いろんな会社をみてみたいですよね。

相見積もりサイトでは、まず運営会社へご自身の希望を伝えることで、
その条件にマッチした企業を選別してくれます。
お客様としては、選別された企業から提案や見積がくるのを待つだけなので、"非常に楽"です。
また、事前に相見積もりサイトに共有した情報は、すでに把握しての提案となるので、
同じ話を何度もするという二度手間も避けられます。
ここまでをやってくれて、利用料はなんと"無料"なのですから嬉しいですよね!

ここまで聞くとデメリットなんてあるの?と思いませんか。
実は、利用料無料というところにその落とし穴があります。
相見積もりサイトを運営していく上で、当然会社としての経費はかかりますよね。
実はその費用を、販売店が紹介料として相見積もりサイトに支払っています。
当然、販売店としてはその費用分、どうしても御見積金額が上がります。

また相見積もりという特性上、価格競争も行われるので安価になりやすいですが、、
販売店としては紹介料を払った上で利益を削ることになります。
購入者としては一件嬉しく感じますが、販売店側としては非常に薄利になり、
結果、本来かけるべきサポートや部材を削ってしまう会社もあるでしょう。

お手軽にいろんな会社から見積がもらえるのは嬉しいですが、上記のデメリットもございます。

訪問販売

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≪特徴≫

さて、次に訪問販売ですが、その魅力は何といっても"提案のプロフェッショナル"という点にあります。
他の販売形態にも営業職はあり、提案もしてくれますが、
訪問販売の営業は、それらから一線を画します。
とくにお客様が多い営業マンは、まさしく歴戦の猛者といったところでしょうか。

それもそのはず、このスタイルが最もお客様に提案する力を求められます。
他の販売形態は、元からお客様という形で接することになりますが、
訪問販売とお客様の最初の関係は、あくまで初対面の他人です。
そんな他人で始まったのに、高額な製品を購入いただくためには、
並々ならぬ提案力が必要なのは理解いただけるでしょう。

太陽光や蓄電池の良さをしっかり伝えてくれるのは、実はお客様にとってもメリットです。
心から納得して導入するのは、設置後の満足感も変わってきます。
事実として、2022年現在でも、太陽光や蓄電池の購入先として最も多いのがこの訪問販売からです。

デメリットについてはすでにご存知かもしれませんが、
金額が他の販売形態と比べて高くなりがちな点です。

他の形態でもお客様との接点を持つために費用はかかりますが、
訪問販売はまず、お客様になってもらうことが大変です。
毎日100件以上のご家庭を訪問して、1人話を聞いてもらえるかという世界なので、
1人の営業マンあたりの顧客数は、他の販売形態と比べてどうしても少なくなりがちです。
そんな中で、会社と自身の利益を考えれば、一人当たりのお客様からある程度の金額をもらう必要はどうしてもでてきます。

正直なお話をすると、弊社でご提示する金額は、訪問販売と比べて安価になると思います。
ただ、素晴らしい提案とその人柄が気に入られたのであれば、
そちらからの購入というのも選択肢として悪くないです。

大手量販店

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≪特徴≫

意外にお値打ちなのが、次にご紹介する家電量販店です!
え?家電量販店?という方もいらっしゃるかもしれませんが、実は多くのお店で取り扱いがあります。

ではそんな家電量販店での購入メリットはなんでしょう。
それは倒産リスクの低さと、支払方法の柔軟性です。

現状でも店舗を持っている家電量販店は、軒並み長い歴史があります。
新進気鋭の販売店が危ないというわけではありませんが、
やはり長きにわたって続いている会社の方が安定しています。

次に支払方法ですが、ローンの場合の"金利が非常に安い"場合が多いです。
高額商品だからこそ、低金利なのは嬉しいですよね。

弱点としては、製品知識の低さでしょうか。
やはり家電量販店という特性上、その社員には幅広い知識が求められます。
もちろん各社員ごとに担当商品というものがあり、太陽光・蓄電池という商品にも専属の担当がいます。
※ お店の規模によっては変わります。
ただ、その担当も基本的に1年~3年ごとで変更が入り、別コーナーに移るのが基本です。
そのため、一つの分野のスペシャリストという人は少なく、どれでもある程度案内できるという人が多いです。
ただ、特価として陳列している製品については、メーカー主催の勉強会などで詳しい場合もあります。
それゆえ、特定の製品についての提案は優れており、満足感も高い買い物になるでしょう。
お客様のご要望がマッチするのであれば、良い選択の一つになるのが家電量販店です。

ハウスメーカー

評価グラフ

≪特徴≫

ハウスメーカーから、住宅の購入やリフォームと合わせて提案を受ける場合もあります。
ハウスメーカーの最大のメリットは住宅とまとめて相談できることです。
特に新築時ですと、太陽光や蓄電池の配線も目立たないように行えるので仕上がりも綺麗です。
また、住宅ローンに組み込んで購入もできるため、月々の負担を下げることもできます。

デメリットとしては、専門で販売している会社と比較すると製品ラインナップが少なく、知識も若干乏しい点です。
場合によっては外部の詳しい方から提案してもらえますが、
その場合は関わっている会社が多いので、サポートもしっかりしている反面、費用も上がりがちです。

ただ、近年は太陽光・蓄電池が設置されている住宅を購入することで、国から補助金がもらえることがあります。
その場合は非常にお得に設置できることもあるので、
もしご提案があった際には補助金についても確認することをオススメします。

ネットショッピング ※特殊

≪特徴≫

通販サイトで蓄電池が売られていることもあります。
ただ、こちらについては以下のどちらになるケースが9割です。

1. ポータブル蓄電池
2. 工事無しの本体のみ

1番のポータブル蓄電池については、ここで紹介してきた定置型蓄電池と用途が異なってきます。
ご自宅の電気配線や太陽光との連携を行うのではなく、
キャンプなどのアウトドアでコンセント充電を行うのが主な目的です。
停電対策としても使用できますが、充電できる量も定置型蓄電池と比べると非常に少ないです。

2番については、実際の定置型蓄電池を配送してもらえますが、
工事費は別、もしくは工事無しのケースがほとんどです。
ものだけ仕入れて工事は業者に頼むということもできますが、
本体を受け取る際に、最大100kg以上の部材を自身で受け取らなければなりません。
また、設置までの保管問題もあるため、それらの問題がクリアできるのであれば、安価なケースもあります。
また、設置後には経済産業省や電力会社への申請が義務付けられています。
そういった事務手続きまで行ってもらえる業者を選びましょう。

まとめ

今回は購入方法について詳しく解説していきました。

本コラム記載にあたり、各販売形態の方々から内情を詳しくお教えいただきました。

プライバシーもあるので詳細は公表できませんが、ご協力いただきましたこと、心から感謝しております。

また、今回の内容もあくまで一般的な会社の話ですので、例外もございます。

最終的には実際に購入しようとしている会社のメリット・デメリットを正しく理解し、

その上でお客様にとって良いかどうかを判断することが重要です。

その際に本コラムが少しでも参考になれば幸いです。

まだまだ太陽光や蓄電池の製品についてのコラムもあるので、

そちらもぜひご覧ください。

Qooでんちの林でした!